石州犬に関する年表


様々な書籍や文献から、石州犬に関わる事柄を抜き出して時系列にまとめて見ました。

新たな書籍や聞き取りから、随時更新していきます。

赤:石州犬に関する事項

黒:日本犬全般に関する事項

青:山陰柴犬に関する事項



参照・参考にさせて頂きました書籍やホームページ

 

【書籍】

愛柴:愛犬の友「柴犬」S43(島根県立図書館)

山動:山陰の動物誌(島根県立図書館)

島暦:島根の暦(島根県立図書館)

石犬:石見犬(島根県立図書館)持ち出し禁止

愛柴ラ:愛犬の友「柴犬」ライブラリー(古書店より)

中小:日本犬中小型読本(広島県立図書館)

思い出:歴史に残る思い出の柴犬(広島県立図書館)

五十:日本犬保存会創立五十周年史 上下巻(柳尾様より)

 

【ホームページ】

・帝國ノ犬達

・桃太郎とお供のおにいさん

 

 

 

 

石州犬年表

3年

・日本犬保存会創設

5年

・11月2日「石」誕生(久原×コチ)

6年

・秋田犬が国の天然記念物として指定される

7年

・日本犬保存会が会誌「日本犬」を創刊。犬籍簿を整備、血統書を発行。第一回日本犬全国展覧会を開催。ハチ公が特別招待犬

 

・石州犬「ユワ」誕生

8年

・日本犬保存会第2回展覧会において石州犬「ユワ号」入賞(愛柴ラ)

 

・この頃からS15年頃まで、尾崎益三氏は浜田市西部山間部と八頭郡河原町北村の山間部に残存していた石州犬と因幡犬の血を混ぜて両方の長所を活かす試みを行う(愛柴202)

・当時の山陰地方では石見の西部より中部の山間部が「良質の数の多い事は第一」

(尾崎氏・日本犬大観)

9年

・日本犬保存会が日本犬の本質や理想的な体型をもとにして、「日本犬標準」を制定し、小型・中型・大型の3型に分類。

 

・甲斐犬、紀州犬が国の天然記念物とし指定される

 

・中村鶴吉氏が「島根県那珂郡調査記」を日保の冊子に記す(五十)

 

・中村鶴吉氏が「栃号」の子犬の広告を出す(帝國ノ犬達)

 

・尾崎益三氏が日保の地方理事として記録されている(五十)

10年

・日本犬保存会第4回展覧会において鳥取の「力号」が小型雌一席に(愛柴ラ)

11年

・柴犬が国の天然記念物とし指定される

 

・日本犬保存会第5回展覧会において石州犬「石号」「神風号」入賞(愛柴ラ)

 

・「石号」佐藤武雄氏の犬舎に移り種犬に

 

・「昭和日本犬の検討」に中村鶴吉さんが山陰の犬について出稿

 

・中村鶴吉氏が日保の評議員として記録されてる(五十)

 

・尾崎益三氏が日保の審査員、理事として記録されている(五十)

12年

・日本犬保存会が社団法人の認可を受ける

 

・四国犬、北海道犬が国の天然記念物とし指定される

 

・日本犬保存会第6回展覧会において石州犬「杢号」入賞(愛柴ラ)

 

・天然記念物石見犬の生棲地として益田市美鹿地域(匹見・吉賀)が指定?

(石犬)

 

・中村鶴吉氏が日保の評議員として記録されてる(五十)

 

・中村鶴吉氏が日保の法人認可記念祝賀会に出席と記録されてる(五十)

 

・尾崎益三氏が日保の審査員、評議員、監事として記録されている(五十)

13年

・石とコロが交配

 

・この頃、高久浜四郎氏が「日本犬観察」にて「島根・石州の犬は優秀、島根の犬の飛躍を望んで止まない」と記す。

 

・日本犬保存会第7回展覧会において鳥取の「赤号」雌が入賞(愛柴ラ)

 

・尾崎益三氏が日保の評議員、理事として記録されている(五十)

14年

・石とコロからアカ誕生。正当な柴犬の源流犬。不滅の種雄として柴犬史上に輝く

 

・日本犬保存会第8回展覧会において柴犬「アカ号(富嶽舎)」入賞(愛柴ラ)

・アカ号の審査をしたのが尾崎益三氏「両親の長所と短所を巧みに補償しあった小型犬近来のヒットである…」等、絶賛。(思い出13)

・尾崎益三氏の日保の審査員としての「小型犬審査個評」が記録(五十)

 

・尾崎益三氏が日保の審査員、評議員、専務理事として記録されている(五十)

15年

・日本犬保存会第9回展覧会において鳥取の「ミクニ号」雌が入賞(愛柴ラ)

 

・尾崎益三氏が日保の評議員、監事、日本犬研究部小型の部員として記録されている(五十)

16年

・アカ号の広告に「父石号(島根下山氏)と記載されている(五十)

 

・尾崎益三氏が日保の審査員、評議員、監事として記録されている(五十)

17年

・尾崎益三氏が日保の審査員、評議員、監事として記録されている(五十)

18年

・日本犬保存会が戦争により活動休止

 

・尾崎益三氏が日保の評議員として記録されている(五十)

21年

・尾崎益三氏により現在の山陰柴犬の体型が出来上がり、基礎犬「太刀号」誕生

23年

・日本犬保存会が活動を再開。

 

・「中」誕生。戦後柴犬中興の祖犬。

24年

・「中号」日本犬保存会東京展・全犬総合1席(生後11ヶ月)

 

・「中号」日本犬保存会国展・全犬総合1席、総理大臣賞

 

・益田市の犬の愛好者を中心に石見犬の保存会ができた。(島暦231)

25年

・尾崎益三氏が日保の評議員、理事として記録されている(五十)

27年

・「中号」日・英・米国際蓄犬展・型別総合1

・米国ジョセフ・A・ピーターソン賞受賞 

・英国ジャック・ブリンクリー賞受賞(その名声を全世界に轟かす)

 

・ジステンパー流行

 

・尾崎益三氏が日保の評議員、監事として記録されている(五十)

28年

・「中号」映画『愛情について』に出演(桃太郎とお供のおにいさん)

 

・日保鳥取支部再建

29年

・鳥取で第一回日本犬展覧会が開催され、ムク号、ムチ号、太恵号が天然記念物優良日本犬賞を授与される

 

・座談会『日本犬を遠慮なく語る』開催される(桃太郎とお供のおにいさん) 

 

・座談会『小型日本犬を検討する』の中で、松本克郎氏「石」を高く評価(桃太郎とお供のおにいさん)

 

・柴犬がアメリカに持ち込まれる(その後1993年にAKC認定犬種)

 

・尾崎益三氏が日保の評議員、理事として記録されている(五十)

31年

・石見犬保存会が「石見犬」創刊号発行

 

・日本犬保存会第24回大阪本部展において「タキ号」が農林大臣賞を受賞(中小)

 

・尾崎益三氏が日保の審査員、評議員として記録されている(五十)

33年

・尾崎益三氏が日保の審査員として個票が記されている(五十)

 

・尾崎益三氏が日保の評議員として記録されている(五十)

34年

・柴犬保存会創設

 

・34年から35年にかけてジステンパー流行、優れた山陰柴犬の多くが死亡

 

・山陰柴犬育成会創設

 

・日本犬保存会30周年記念全国大展覧会において長尾節二さんの「鷹津女号」が農林大臣賞を受賞(中小)

35年

・柴犬保存会が「中」を第一回金章犬(天然記念物最高柴犬章)として認定

 

・尾崎益三氏が日保の理事、評議員として記録されている(五十)

36年

・日保の会報に「戦前の犬の想い出」として、石川雅宥氏が石号について「なんとも言えぬ渋さと風格を持っていた…」と誌している(五十)

 

・尾崎益三氏が日保の審査員、評議員として記録されている(五十)

37年

・上田常一さんが鳥居勇さんに石見犬の特徴を提示。(山動11)

 

・上田常一さんと鳥居勇さんが益田市の山間部に入り40頭について調べたが、完全だと思われる石見犬はいなかった。美濃郡、鹿足郡、那賀郡等の奥には純粋な石見犬がいると考えられる。(山動13)

 

・尾崎益三氏が日保の理事、評議員として記録されている(五十)

38年or39年

・石見犬は、益田市・那賀郡・美濃郡などにわずかに残っている程度、今のうちに充分な保護を加えないと、絶滅のおそれあり。(山動11)

39年

「中号」没

 

・尾崎益三氏が日保の評議員として記録されている(五十)